今年度井元研内では様々な輪講が開かれていますので、（備忘録として）
それらを紹介したいと思います。
① Nielsen-Chuang輪講（毎週木曜14:00～）
M. A. Nielsen and I. L. Chuang, Quantum Computation and Quantum Information
(Cambridge University Press, 2000).
② 理論部輪講（毎週金曜15:00～）
E. Dennis, A. Kitaev, A. Landahl, J. Preskill, Topological quantum memory,
J. Math. Phys. 43 (2002) 4452-4505. （５月～８月）
W.B. Raymond Lickorish, An Introduction to knot theory (GTM, Springer, 1997).
（１０月～１月？）
こちらは井元研に所属している理論の学生を中心に行われています。
といっても参加人数３人（M1：２人、PD：１人）ですが・・・。
他研究室・他研究科歓迎。参加希望者求む。
次の輪講テキストはR.J. Baxter, Exactly Solved Models in Statistical Mechanics
(Dover Books on Physics, 2008).だという噂。
③ 実験家輪講（毎週水曜16:30～）
こちらは井元研の実験家さん達が集まって、実験の論文紹介などをしているとか・・・。
理論部と違って結構大人数で、学生の他に先生もみえます。
担当者がその日の輪講内容を決めるため、これといったテキストはないそうです。
今まで紹介された論文では、
A. Mair, A. Vaziri, G. Weihs, A. Zeilinger, Entanglement of the orbital angular
momentum states of photons, Nature 412, 313-316 (19 July 2001).
XC. Yao, J. Fiurasek, H. Lu, WB. Gao, YA. Chen, ZB. Chen, JW. Pan,
Experimental Realization of Programmable Quantum Gate Array for Directly Probing
Commutation Relations of Pauli Operators, Phys. Rev. Lett. 105, 120402 (2010).
などがあります。
